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海外医療費の高騰、円安の進行などを背景に、海外旅行保険の損害率が各社とも非常に悪化していることから、2025年10月に多くの保険会社で料率の改定や内容の変更が実施されます。
弊社の主要な取り扱い保険会社について、概要をお伝えします。
1,東京海上日動火災保険
・個別加入分については、特に改定はありません。
・企業包括契約については、治療救援費用の基本料率がアップとなります(年間約8万円程度)。また、企業全体の保険使用による翌年の料率算定が、現在よりアップします(つまり、保険を使った場合の、翌年以降の影響が大きくなるということです)。
2,AIG損害保険
・年齢区分が、現在の69歳以下・70歳以上から、以下5区分に変わります。
0歳〜5歳/6歳〜29歳/30歳〜59歳/60歳〜69歳/70歳以上
・5歳以下、60歳以上、70歳以上の方にとっては、約2倍という大幅な値上げとなります。また、既往症のある70歳以上の方は、一切加入が不可となります。
3,その他
・損害保険ジャパンでは最長で31日までしか海外旅行保険に入れなくなり、また治療費には10%・20%・30%いずれかの自己負担が発生するようになります。
また、海外旅行保険の最大のメリット・キャッシュレス利用が出来なくなります。
・Chubb損害保険では、既に2023年から加入出来る最長期間が3ヶ月までとなっています。
・三井住友、あいおいニッセイ同和では、特に改定はありません。
以上が概要です。
弊社では上記を鑑みて、あなたやご家族の渡航目的や年齢に応じて最適なプランを提案する予定です。