4月16日付けの日経新聞でも掲載されましたが、日本帰国後にホテルなど自宅以外で隔離された場合は、追加の保険料なしで家に帰るまで契約を自動延長するという内容について、その詳細について多くのお客様よりお問い合わせをいただきました。
4月6日時点で各保険会社より、今回のコロナ感染拡大による特別措置が発表されている件は既に弊社HPでもお伝えしておりますが、個々の具体例については保険会社内でも全く徹底されておらず、この件についても問い合わせた保険会社の社員によって回答が異なるという事態になっています。
そこで弊社にて様々な角度から調査・質問をした結果、『入管法に基づく入国制限対象地域』に滞在歴のある方、『検疫強化対象地域』に滞在歴(検疫強化対象国として追加された日以降の滞在歴)のある方の日本入国時において、健康状態に異常のない方も含め、検疫所長の指定するホテル等で隔離措置となった場合には、本来帰国して自宅に到着した時点で補償終了となる海外旅行保険の補償を追加保険料なしで自動延長とする、という確認が取れました。
但し注意をして欲しい点は、この特例はあくまでも海外から日本に帰国出来た場合で、かつ自宅や本来宿泊しようとしていたホテルなどに日本国の要請により到着出来ないケースのみである、という点です。
単にロックダウンや航空機の事情などで日本に帰国することが出来ないからと、海外旅行保険自体が自動で補償期間が延長され、かつ延長分の追加が不要であるという訳ではありません。
ご自身のケースがどのようなケースになるかなどは、個別に弊社までご相談ください。