認知症のご親族がいらっしゃる方へ、もしくは将来の認知症に備えた保険のご案内

 政府統計によると、2012 年に 462万人だった認知症患者は、2025 年には700 万人規模(高齢者の5人に1人)に増加するといわれています。また、警察庁の統計によると、認知症による行方不明者は2012 年から4年連続で過去最多を更新しており、認知症の方やそのご家族が安心して暮らすことができる社会の実現が急務となっています。

そのような状況下、東京海上日動火災保険株式会社より、昨年10月から認知症のご親族の方及びそのご家族のための専用商品を販売開始。非常に多くの方々よりご加入をいただいております。

この商品の最大の特徴は、認知症の方が徘徊などにより「行方不明」になった際の捜索費用が補償されること。そしてもう一点は、線路への立ち入りなどによって電車等を運行不能にしてしまったこと等による法律上の賠償責任を負ってしまった場合に、最高1億円を限度に保険金が支払われることです。

従来の保険では、第三者の身体や財物に損害が発生しなかった場合には補償対象とはなりませんでした。例えば、線路内に徘徊して入り込んでしまった場合で、特に誰にもケガや物損が発生しなかった場合、その運行損害は補償の対象ではありませんでした。しかしこの保険では、ケガや物損が発生しない運行不能という損害に対しても保険金支払いの対象となるのです。運行不能は時に何百万もの賠償が求められる中、これは認知症患者のご親族を抱えるご家族には大きな安心となります。

詳細は、以下よりご確認くださいませ。
認知症あんしんプランについて

保険のご加入形式については、認知症のご親族の方と同居か別居かによっても変わってきますので、詳細は弊社担当者までご相談くださいませ。

その他、将来の認知症による介護費用に備えた医療保険も最近では非常に充実しています。但し将来的にその数が急増した際には現在よりも条件や保険料も厳しくなってくると想像されます。

気になる方は、是非お早めにご相談くださいませ。

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